3人アンデスいよいよ明日!

アンデス浜松

2024年12月08日 11:59

いよいよ明日!コンサート前日のワクワク




あらすじ:
コンサートの前日、私はリサとリビングでまったりと過ごし、テレビの大画面で3人アンデスのYouTube映像を楽しむ。南米の音楽の美しさに触れ、明日への期待がますます高まる二人。南米の風を感じるひとときが、心を温かく包む。

本文:

12月8日。晴れ渡った冬の日差しがリビングに差し込む中、私はテーブルの上に広げた手帳を見ながら、明日の準備を最終確認していた。カラフルな民族衣装が椅子の背に掛けられ、明日への期待を象徴しているようだった。

「ピンポーン!」

玄関のチャイムが鳴る。扉を開けると、リサが満面の笑みで手を振っていた。袋にはスナックや飲み物が詰まっている。

「準備できた?明日いよいよだよ!」

「もちろん!でも、なんだかドキドキして落ち着かなくてさ。」私は笑いながらリサをリビングに迎え入れた。

「じゃあ、3人アンデスの映像見ながら予習しない?せっかくなら大画面で!」

リサが持参したラップトップをテレビに接続すると、YouTubeの画面が大画面に映し出された。リモコンで「3人アンデス」と検索し、過去のライブ映像を再生する。

南米の風を感じるリビング

リビングに流れるケーナの音色。秋元さんの深みある演奏が心を打つ。岡田さんのサンポーニャの柔らかな響き、桑原さんのチャランゴが奏でる軽快なリズムが、部屋いっぱいに広がった。

「これが南米の音楽なんだね。本当に魂に響くってこういうことかも。」リサは目を輝かせた。

「明日、この音が目の前で聴けるなんて贅沢だよね。」私もコーヒーを片手に画面を見つめる。

映像の中では、小さな町のホールで演奏する3人アンデスが、観客と笑顔で手拍子を合わせている場面だった。

「これ、絶対楽しいやつだね!明日は私たちも前の方で盛り上がっちゃおうよ!」リサが勢いよく言うと、私は笑いながら頷いた。

明日に向けて盛り上がる二人

お菓子をつまみながら、リサが次に選んだのは3人アンデスが九州の小学校で演奏したニュース映像だった。体育館いっぱいに響く南米の音色と、手拍子をする子どもたちの笑顔が印象的だった。

「これ、すごいよね。音楽で子どもたちがこんなに笑顔になるなんて。」リサが感心して言うと、私も同じ気持ちだった。

「うん。3人アンデスって、ただ演奏が上手いだけじゃなくて、人を幸せにする力があるんだね。」

二人は明日着る予定の民族衣装をテーブルの上に広げて、「これ、ステージ映えするかな?」と話し合いながら盛り上がった。

明日を心待ちに

午後の陽射しが少し傾き始めた頃、リサが「今日はありがとう!明日11時に駅で待ち合わせね!」と言いながら帰る準備をした。

「うん、寝坊しないでよ!」私は笑顔で見送りながら言った。

一人になったリビングで、私はテレビを消し、ソファに座ったまま目を閉じた。耳にはさっきの映像で聴いたケーナやサンポーニャの音色がまだ響いている気がする。

「明日はどんな音楽が私たちを待ってるんだろう。」

心の中でそう思いながら、私は明日への期待を胸に膨らませた。

アンデス浜松




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