リャマくん 大衆酒場編その2

アンデス浜松

2024年08月27日 20:06

サンディアゴの試練と驚きの再会(続き)

演奏が終わり、ひろくん、リャマくん、フラミンゴちゃんは酒場の一角でゆったりとした時間を過ごしていました。三人はお互いの旅の話やこれからの計画について語り合い、笑顔が絶えませんでした。




ふと、ひろくんが少し遠くを見るような目で話し始めました。「実は、僕には大きな夢があるんだ。ボリビアで出会った仲間たちとバンドを組んで、いつか日本に戻って演奏することなんだ。」

リャマくんとフラミンゴちゃんはその言葉に驚きと感動を覚えました。「すごい夢だね!でも、そのためにもうすぐ日本に戻るの?」リャマくんが尋ねました。

ひろくんは静かに首を横に振りながら答えました。「いや、実はまだボリビアでやるべきことがたくさんあるんだ。もっと深くボリビアの音楽や文化を学びたいし、まだまだ成長しなきゃいけない部分もあると思ってる。だから、日本で演奏するのはまだまだ先の夢なんだ。」

フラミンゴちゃんが優しく笑いながら言いました。「それなら、私たちも応援してるわ。ボリビアでの経験が、きっと素晴らしい音楽を生む力になると思うわ。」

「ありがとう、君たち。」ひろくんは感謝の気持ちを込めて二人を見つめました。「いつか、日本でも再会できることを楽しみにしてるよ。でも今は、ボリビアでの時間を大切にして、自分を磨いていきたいんだ。」

リャマくんは大きく頷き、「僕たちもこれからの旅でたくさんのことを学んでいくよ。いつかまた、一緒に演奏できる日が来るといいね。」と言いました。

ひろくんは力強く頷き、二人としっかりと握手を交わしました。「きっとそうなるさ。それまでお互い頑張ろう!」

その後、ひろくんはリャマくんたちに別れを告げ、ボリビアへと戻る旅に出ました。彼の心には、これからの挑戦と夢に向けた強い決意がありました。

リャマくんとフラミンゴちゃんは、ひろくんの背中を見送りながら、彼の言葉に勇気をもらい、自分たちの旅もまた新たな気持ちで続ける決意を固めました。彼らの冒険はまだ始まったばかりで、これからも多くの出会いと経験が待っていることでしょう。

つづく

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