バーチャルサーフトリップ-ペルー編エピソード 1: 「ペルーへの到着」

エピソード 1: 「ペルーへの到着」

バーチャルサーフトリップ-ペルー編エピソード 1: 「ペルーへの到着」


日本の都市生活から離れ、トシは新しい冒険を求めてペルーへと向かう。彼は成田空港から飛び立ち、リマのホルヘ・チャベス国際空港へと到着。長時間のフライトの疲れも忘れるほど、トシの心は新しい体験への期待で満ちていた。ペルーの風が彼を迎え、空港の外へと一歩踏み出すと、南米の熱気と異国情緒あふれる空気が肌に感じられる。

到着ロビーでトシを待っていたのは、ペルー人の友達、ミゲルだった。ミゲルは陽気な笑顔で手を振りながら、「トシ!ようこそペルーへ!」と大きな声で迎えてくれた。二人はしっかりと抱き合い、再会の喜びを分かち合った。彼らの出会いは数年前、日本の小さなサーフスポットでのこと。ミゲルは日本に短期滞在していて、そのときトシと同じ海で波を追いかける中で意気投合したのだ。以来、互いにペルーの波に一緒に乗る約束をしていた。

ミゲルは、自慢のキャンピングカーへトシを案内した。トシはその車を見て驚いた。小さなバンをミゲルが自ら改造し、寝泊まりできるように整えられたキャンピングカーは、サーフィン道具がぎっしりと詰まっている。内部には、ベッド2つや簡単なキッチンセット、そしてサーフボードラックが取り付けられていて、まさに彼らの冒険のために作られた移動基地のようだった。

ミゲルはキャンピングカーの後部ドアを開き、「さあ、これが俺たちの今月の家だよ!」と笑顔で言った。トシは、旅への期待がますます膨らむのを感じながら、その中を覗き込んだ。「すごいな、ミゲル!こんなに完璧に仕上げるなんて!」トシは感心しながら、荷物を後部に積み込み始める。

二人はまずリマ市内でトシのために必要な食料や飲み物を買い込み、街を少し観光した。リマの市場では、色鮮やかな果物や地元の食材が並び、トシはその異国感あふれる光景に心を躍らせた。ミゲルはトシにペルー料理のいくつかを紹介し、セビーチェを一緒に楽しんだ。「この国の海は豊かで、俺たちが食べる魚も最高なんだ。きっと波も楽しめるさ」と、ミゲルは海の話をしながら笑顔を見せた。

リマでの買い物と短い観光を終えた後、二人は車に戻り、これからのサーフトリップの計画を立てた。ミゲルは手作りの地図を広げ、ペルー各地のサーフスポットを指差しながら説明を始める。「最初に行くのはリマ南部のプンタ・ロカスだ。ここは地元のサーファーも多く、リーフブレイクの波が有名だ。波のサイズは大きめだけど、トシならきっと楽しめるさ」。トシもその説明を真剣に聞きながら、彼の心はペルーの大波に思いを馳せた。

そして、ミゲルは地図を指でなぞりながらさらに続けた。「次は北部のピウラに行こう。ここにはマンクラっていう素晴らしいビーチがあるんだ。波はリラックスしたロングライド向けで、観光客も少ないからのんびりできると思う。そして最後はチカマ。あそこは世界でも有名な長い波があるんだ。俺たちの集大成はそこで決まりだな」。トシはその言葉に大きくうなずき、二人は互いに笑顔を交わした。

その夜、リマの夕日が空を染める中、二人はビーチ沿いに車を停め、旅の最初の夜を迎えた。夕焼けを見ながら、トシとミゲルはビーチの砂に腰を下ろし、これから始まる一ヶ月のサーフトリップに思いを馳せる。「明日から始まる旅が楽しみだな、ミゲル」「俺もだ、トシ。最高の波を一緒に追いかけようぜ!」と、互いに拳をぶつけ合い、夜は更けていった。

こうして、トシとミゲルのペルーでのサーフトリップが始まった。都会の喧騒から離れ、大自然と波に身を委ねる旅。その先に待つのは、ペルーの美しい景色と、忘れられない体験の数々だった。

アンデス浜松
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