第4話: トレッキングとリサの冒険心

第4話: トレッキングとリサの冒険心

第4話: トレッキングとリサの冒険心


朝の冷たい空気を感じながら、私たちは今日の冒険に出発する準備を整えた。今日はパタゴニアの美しい大自然の中をトレッキングする日。リサは元気いっぱいで「早く出発しよう!」と私を急かしていた。彼女はアクティブな性格で、こういう冒険的なアクティビティには特に張り切る。

私たちは、険しい山道を進んでいく。足元の石ころがゴロゴロと転がるたびに、少し緊張感もあるけれど、広がる景色がその不安を吹き飛ばしてくれる。リサは「見て!あの山、すごくない?頂上まで行けるかな?」と興奮しながら私を振り返る。彼女のエネルギーに引っ張られるように、私も自然と足が前に進んでいった。

道中、風が吹き抜け、木々の葉がカサカサと音を立てる。空は透き通るような青さで、どこまでも広がっている。リサは歩くたびに新しい発見を見つけては「ほら、この花かわいい!」「あの鳥、見たことない!」と無邪気に楽しんでいる。

途中、小さな川を渡ることになった。リサは足元を見て、まるで子どものように「やってみよう!」と川の石を飛び跳ねるように渡っていく。しかし、途中でバランスを崩し、水に足を滑らせてしまった。「ああっ、やっちゃった!」と笑いながら、ずぶ濡れになったリサ。私は大笑いしながらもタオルを渡し、「大丈夫?怪我はない?」と心配してみせたが、彼女は「全然平気!これも冒険の一部だよね!」と明るく答えた。

山道を進むうちに、少しずつ高度が上がり、景色が一段と美しくなる。遠くには青く澄んだ湖が見え、周囲の山々がその水面に映り込んでいる。「すごい…こんな景色、生で見るなんて信じられない」と私が感動して言うと、リサも「うん、写真じゃ絶対に伝わらないよね」と同意した。

休憩地点に到着し、私たちは一息つくことにした。リサはリュックからサンドイッチを取り出し、「こういう時に食べるご飯って、なんでこんなにおいしいんだろうね?」と言いながらほおばる。私もその景色を眺めながら、心地よい疲れを感じつつ、自然の中での昼食を楽しんだ。

「次はもっと険しい道が待ってるかもしれないけど、行ってみよう!」とリサが言うと、私は彼女のその冒険心に驚きながらも、いつも前向きな姿勢に感心した。そんな彼女と一緒だからこそ、この旅はさらに楽しいものになっている。

パタゴニアの大自然を肌で感じながら、私たちはまた一歩一歩、次の目的地へと向かっていった。
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