コロンビアのコーヒー三角地帯

コロンビアのコーヒー三角地帯

コロンビアのコーヒー三角地帯


こんにちは、アンデス浜松です。今回は、世界でも有名なコロンビアの「コーヒー三角地帯」についてご紹介いたします。この地域は、最高品質のコーヒーが育つだけでなく、美しい自然と文化的価値も併せ持つ素晴らしい場所です。

コーヒー三角地帯とは?

コロンビアのコーヒー三角地帯(スペイン語で「Eje Cafetero」)は、アンデス山脈の中西部に位置するカルダス、キンディオ、リサラルダの3県で構成されています。標高1,200~2,000メートルの高地にあり、豊かな火山性土壌、適度な降雨量、温暖な気候など、コーヒー栽培に理想的な条件が揃っています。ここで生産されるコーヒーはフルーティーで爽やかな酸味が特徴です。

世界文化遺産への登録

コーヒー三角地帯は、その豊かな文化的景観と長い歴史により、2011年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。この地域でのコーヒー生産は地域社会や文化に深く根付いており、伝統的な手法と共に自然環境を大切にする姿勢が評価されています。

各地域の特色

•キンディオ:美しい風景と観光スポットが多く、コーヒーに関するテーマパークやコーヒー博物館などがあり、観光地としても発展しています。標高1,400~2,000メートルの高地で、ティピカやカトゥーラ種などが栽培されています。
•リサラルダ:県都ペレイラは「コーヒー・ハイウェイ」の拠点で、観光や交通の重要な拠点となっています。収穫時期は9~12月と4~5月で、風味豊かなコーヒーが多く生産されています。
•カルダス:国立コーヒー研究センター「セニカフェ」があることで知られ、病害に強いコロンビア種などの品種改良が進められています。美しいスペイン建築風の建物も見どころです。

コロンビアのコーヒー三角地帯は、世界中のコーヒー愛好者にとって訪れる価値のある場所です。自然と共生しながら、コーヒーに対する情熱が育まれるこの地で、ぜひ特別な一杯を体験してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。また次回も、コーヒーの魅力を皆さんにお届けします!

アンデス浜松
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